大阪私立学校校医会

学校紹介

はつしば学園小学校・初芝立命館中学校の眼科学校医として

堺市医師会 坂口眼科医院 坂口泰久

 大阪私立学校校医会に入会いたしました堺市の坂口泰久と申します。この度は私が眼科学校医を担当しているはつしば学園小学校と初芝立命館中学校を紹介します。

 まず小学校ですが、2004年の創立のまだ歴史の浅い学校です。学校の特色としては英語教育やICT教育に力を入れていることが挙げられます。1年生からネイティブによる授業が卒業まで週に二日あり、高学年になると英検にチャレンジするそうです。また生徒全員にタブレット端末が用意され、プログラミングソフトを用いた授業が行われています。卒業後の進学先としては系列の初芝立命館中学校や初芝富田林中学校が多いですが、灘中をはじめとする難関校へ進学する生徒も多数います。

 中学校は初芝高校の併設校として1998年に開学しました。そして2003年に中高とも立命館大学と提携することとなり、校名が初芝から初芝立命館に変更されました。中学校も小学校と同様に英語とICTの教育に力をいれています。校庭には美しい人工芝グランドがありスポーツも盛んです。校名から分かるように立命館大学への進学を希望される生徒さんが多いようです。

 小中高とも元々桃山学院大学があった場所(=堺市東区)にあります。当時の大学の施設を一部そのまま使用していますので、いわゆる大学キャンパスのような開放感があり、春の検診の時期に校内を歩いていると心地よいそよ風が感じられます。
そして学業以外にあいさつや掃除といったいわゆるしつけ教育も力を入れています。校内は大変きれいであちこちから生徒さんに「こんにちは~」と元気よく挨拶され、すがすがしい気分になります。検診中も静かに並んでくれるのでとてもやりやすいです。 

 初芝高校自体は私(=堺市生まれ)が中学生のころからありましたが、当時は野球は強いですが学業はそうでもなく、けっこうヤンチャな同級生たちが進学していました。当時の彼らと今の生徒さんたちを比べると隔世の感があり、経営の方々のこれまでの努力を実感する次第です。これからも学校が発展し生徒さんが楽しく学校生活が送れるよう学校医として関わっていけたらと思います。

会員の皆様、今後ともよろしくお願いいたします。