大阪私立学校校医会

学校紹介

帝塚山学院泉が丘中学校 高等学校の眼科校医として

堺市 上田淳子

 平成24年に前任の先生より引き継ぎ、帝塚山学院泉が丘中学校、高等学校の眼科校医として現在まで務めさせていただいております。

帝塚山学院泉が丘校(帝泉)は、大阪府の南部 泉北ニュータウン泉が丘地区晴美台に1983年開校しました。中高一貫教育を提供する中学、高等学校です。開校当初は、中学校(中高一貫コース)と高等学校普通科は男子のみでしたが、1984年に高校国際科開設(女子)、1999年より中学校の男女共学、2000年より高校も男女共学となりました。医歯薬系学部、難関国公立大学を目指すコースや、外国語教育に重点をおく国際英語コース等があり、現在の在籍生徒総数は、1397名、(男子590名、女子807名)となっています。

教育理念として、<時代を先導する人材の育成>、
1)活力みなぎる人間  2)協調性を重んじる人間  3)創造性あふれる人間  4)国際感覚豊かな人間 の育成を目標として掲げ、これまでも多くの有為の人材を社会に送り出してきました。

 部活動においては、中学高校全体として20程度の部があり、すべてのクラブが部員間の人間関係を大切にしつつ、ひとつの目標に向かいそれぞれ積極的に活動しています。特に、体育系クラブは、“文武両道”を唱え勉強とクラブ活動の両立を図っています。

 また学校の主な催しとして、8月には、オーストラリア語学研修、9月には、学園祭(泉が丘祭)、体育大会、10月には、研修旅行や、1月には、長距離を走破するクロスカントリーと様々なイベントが行われています。開校以来、毎年変わることなく続いている伝統行事といえます。

 学校保健活動の一環として、毎年4~5月にかけて、眼科検診を行っています。
中学生では、より高学年になるにつれて近視の生徒の増加、高校生では、最近ではコンタクト(カラーコンタクト)を使用している者も多く、その眼障害が心配されます。また、季節的にこの時期はアレルギー疾患が多くみられます。これらの生徒に対しては、その場で個々の相談に応じたり、養護教諭を通じて受診勧告等の対応をしております。
生徒たちには、少しでもより良い学校生活を送れるよう、これからも健康管理に、また健康教育に、微力ながら携わっていけたらと思っております。

 諸先生方におかれましては、どうかご指導、ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。